平素よりルサンチカを応援していただきまして、誠にありがとうございます。
2023年9月27日(水)~10月1日(日)にて北千住BUoYで上演予定だった『更地』につきまして、クリエイションメンバーに体調不良者が出たため、公演を中止することになりました。
本公演を楽しみにされていたお客様にはご心配をお掛けし、深くお詫び申し上げます。
予約者の皆様には準備が整い次第ご連絡いたします。
なお本公演の予約チケットは当日清算のため払い戻し等はございません。
前回公演『殺意(ストリップショウ)』にて本演目とのセット券をご購入のお客様には
払い戻し方法等のご連絡を別途致します。
何卒ご容赦いただき、変わらぬご声援を賜りますようお願い申し上げます。
1992年に太田省吾によって初演された本作は、映画『ゴジラ』の中で、ゴジラが踏み荒らした東京の「更地」から着想を得たと言われています。
震災やテロ、戦争など、いつか起こってしまうだろうと思ってはいるものの、それが今日だと誰も考えていないものが、現実には起こり続けています。
タイトル通り、何も無くなってしまっている「更地」で物語は進んでいきます。途中で「なにもかもなくしてみる」(台詞抜粋)と、自分の意志で「更地」を生み出す行為が重ねられることにより、そこはかとない寂しさが一転して未来への希望を望む物語のようにもみえていきます。
私たちは、現在、隣国の戦争や連日のミサイル発射、頻発する地震など、自分たちがいつどの瞬間に「更地」に放り出されることになるかわからない世界を生きています。そんな中で闇雲に不安を思うのではなく、先人の思考を辿って未来を開いていくために、現在も世界中で続く戦争と、これから起こるかもしれない争いに視点を絞り、争うために用意された、あるいは争いによって更地と化してしまった場所として本作を上演します。
所在地:〒120-0036 東京都足立区千住仲町49-11
アクセス:東京メトロ千代田線・日比谷/JR常磐線/東武スカイツリーライン「北千住」駅出口1より徒歩10分
・9月27日(水)19:30
・9月28日(木)19:30
・9月29日(金)19:30
・9月30日(土)14:00
・10月1日(日)14:00
*公演日を追加しました(7/31付)。
*清算は当日受付にて行います。
*日時指定・全席自由。
*受付・開場は開演の30分前。
*30歳以下のチケットを購入の方は当日受付で年齢のわかる身分証を確認させていただきます。
*未就学児童はご入場頂けません。
*車椅子でご来場予定の方やスタッフの手助けが必要な方は事前にご連絡をお願い致します。
ドラマトゥルク:蒼乃まを
照明:緒方稔記
美術アドバイザー:カミイケタクヤ
制作:黒澤たける
写真:manami tanaka
企画・主催・製作:ルサンチカ
協力:黒猿、青年団、theater apartment complex libido:
助成:芸術文化振興基金助成事業
問い合わせ:ressenchka@gmail.com
【掲載情報】
2023年8月21日「私たちにとっての“ゴジラ”とは何なのか、ルサンチカが太田省吾作「更地」に挑む」(ステージナタリー)
出演者
緒方壮哉
Ogata Soya
俳優、1995年生まれ。長野県出身。
2016年より俳優として活動。杉原邦生氏や三浦直之氏、糸井幸之介氏、山本卓卓氏などの作品に参加。
2019年よりlibido:のメンバーとなる。
主な出演に、木ノ下歌舞伎『東海道四谷怪談ー通し上演ー』、ロロ×キティエンターテインメント『父母姉僕弟君』、FUKAIPRODUCE羽衣『スモール アニマル キッス キッス』、libido:『libido:F:最後の喫煙者』など他多数。
2023年より俳優だけでなく、作家としても活動予定。
撮影:satoshi inagawa
永山由里恵
Nagayama Yurie
平田オリザの主宰する劇団青年団に所属。
立教大学現代心理学部映像身体学科を卒業後、映画美学校アクターズコースで演技を学ぶ。
映画主演作に『イヌミチ』(2014/万田邦敏監督)がある他、Q、ダダルズ、ナカゴ―、明日のアー等様々な演出家の演劇作品に出演している。直近の主な出演作は第64回岸田國士戯曲賞を受賞したQ市原佐都子作・演出の『バッコスの信女-ホルスタインの雌』。同作は2023年にドイツで開催された世界演劇祭/THEATER DER WELTのオープニング作品として招致され好評を博した。
撮影:Shingo Takeda
Mail|ressenchka@gmail.com
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