

『ゴドーを待ちながら』
作:サミュエル・ベケット
翻訳:岡室美奈子
演出:河井朗
ドラマトゥルク:蒼乃まを、松原俊太郎
出演:古野陽大、鳥島明、上村聡、尾﨑宇内、稲川悟史
東京公演:2026年10月15日(木)〜10月20日(火)
会場:サンモールスタジオ
愛知公演:2026年12月5日(土)〜6日(日)
会場:愛知県芸術劇場 小ホール

「ゴドーを待つ。」

「ゴドーを待つ。」
「(絶望的に)ああもう!ほんとにここなの?」






「(絶望的に)ああもう!
ほんとにここなの?」
🌲『ゴドーを待ちながら』👬
あらすじ
舞台上には一本の木と男たち。二人はどうやら「ゴドー」を待っているらしい。ただそれだけ。
時たま人が通りかかり、二人を残して去っていく。彼らは決して動かない。昨日もそうしていたし、今日もそうして、きっと明日もそうするだろう。叶わない約束の何が二人を縛り付けるのか。
不条理演劇の代表作として知られる本作は1952年にサミュエル・ベケットによって制作されました。
刑務所や、被災地など劇場以外の場所でも上演を繰り返しながら、時世を写す鏡としてその時々の人々や社会を映し出してきました。
今、反射させるべき現実がどんな姿をしていても、人間が人間であるためにユーモアを忘れずに上演を行います。
サミュエル・ベケット
Samuel Beckett(1906-1989)
アイルランド生まれの劇作家・小説家。第二次世界大戦中はフランスのレジスタンス運動に参加し、その経験は後の創作にも深く刻まれた。『ゴドーを待ちながら』は1953年の初演以来、世界各地で上演され続ける20世紀演劇の代表作となっている。ほかに『エンドゲーム』『しあわせな日々』『クラップの最後のテープ』など。1969年、ノーベル文学賞受賞。
🌳「嬉しいよ、また会えて」👬
現代では待つ時間そのものが失われつつあります。
電車を待つ間にはスマートフォンを開き、信号待ちにはニュースを読み、LINEの返信を待つ数秒のあいだにもSNSを眺める。何も起こらない時間や不確かな時間をせっせと埋め続けています。
けれど、待つ時間とは、誰かや何かに心を向ける時間でもあったはずです。
窓の外を眺めて季節の移り変わりに気づくこと。目の前に立つ人の疲れた表情に気づくこと。自分自身の心の動きに耳を澄ませること。
待つことは、ただ時間をやり過ごすことではありません。誰かのために、自分の時間を差し出すことでもあります。
サミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』では、主役の二人ウラジミールとエストラゴンが待っているものは何かという問いが、長年繰り返されてきました。それはタイトルが示す通り、ゴドー。
そしてそれは神であり救いなのだという議論から始まり、多くの研究者がその時代にあった回答を積み重ねてきました。
ゴドーはゴッドになったり、ただの約束を守らないおじさんになったりしてきたのです。
早いもので、1952年に二人がゴドーを待ち始めてからもうすぐ80年になります。しかし、ゴドーはまだ現れません。その間にベケットさえも死んでしまったのに。国の形が変わったり、社会の常識が変化したり、人々の話す言葉も移ろいゆく中で
彼らが待つ「ゴドー」も形を変え続けています。
だから、もう二人が何を待っているのか、と考えるのはやめてみようと思います。それよりも どう待つか を考えてみます。
二人は、待つしかありません。
だから彼らは話します。くだらない冗談を言い、喧嘩をし、仲直りをし、また話し始めます。
何も解決しません。ゴドーも来ません。
それでも二人は、笑おうとします。
その笑いは、問題を忘れるためでも、現実から目を逸らすためでもありません。
人は、どうしても何かを信じてしまうのではないでしょうか。来るかどうかわからない未来を信じ、誰かを信じ、自分を信じます。その姿は少し滑稽で、少し諦めが悪い。
けれど私は、その諦めの悪さを笑って楽しめる人間でありたいと思います。
🗼東京公演👬
東京舞台芸術祭 2026 Open Call Programs参加作品
日時・会場
公演期間:2026年10月15日(木)〜10月20日(火)
上演時間:約130分想定(途中休憩あり予定)
会場:サンモールスタジオ
所在地:東京都新宿区新宿1-19-10 サンモール第3M-B1
アクセス:◆丸の内メトロ線「新宿御苑前駅」2番大木戸門出口徒歩5分 ◆自転車・お車等でお越しの際は近隣の駐輪場または駐車場をご利用ください。
・10月15日(木)19:00
・10月16日(金)19:00
・10月17日(土)13:00/18:00
・10月18日(日)16:00
・10月19日(月)14:00/19:00
・10月20日(火)14:00*日時指定・自由席
*受付・開場は上演の30分前
美術:カミイケタクヤ
音響・照明:櫻内憧海
衣装協力:キキ花香
制作協力:黒澤たける
イラスト:パピヨン本田
フライヤーデザイン:岡本昌也原作: Samuel BECKETT “EN ATTENDANT GODOT”
著作権代理:(株)フランス著作権事務所協力:お布団、草、青年団、はえぎわ、遊園地再生事業団、有限会社ジャングル、ロンド
主催:ルサンチカ
助成:アーツカウンシル東京[東京芸術文化創造発信助成(単年助成)]芸術創造活動
お問い合わせ:ressenchka@gmail.com(ルサンチカ)
🎫チケット🎙️
東京公演
⚡️8・9月限定
待っててチケット 3,400円
10月〜
いよいよチケット
一般 3,900円
U30 3,400円当日券
ゴドーチケット 5,100円
障害者手帳をお持ちの方と同伴者1名まで:無料
* 優先席には限りがありますので、お早めにお申し込みください。
* 障害者手帳をお持ちの方への無料招待は、お一人様1回限りとさせていただきます。
* 障害者手帳をお持ちの方は、ご本人様分のみご予約ください。付き添いの方(1名まで無料)がいらっしゃる場合は、予約人数には含めず、備考欄にその旨をご記入ください。
* 付き添いの方が2名以上となる場合は、2人目以降は別途チケットをご予約ください。
* 公演会場は地下にございます(建物内にエレベーターあり、客席内に段差がございます)。* 車椅子をご利用の方など、ご来場に際してサポートが必要な方は事前にご連絡ください。
(ressenchka@gmail.com)
チケットのご予約はこちら(事前決済)
https://ressenchka.corich.co/godomachi/common
*未就学児童の入場はご遠慮いただいております。
*ご予約完了後の変更・キャンセルは承っておりません。内容をよくご確認のうえ、お申し込みください。
7月限定 数量限定
めっちゃ待っててくれてありがとうチケット:2,500円 完売
8月限定 数量限定
待っててくれてありがとうチケット:3,000円 完売
🏯愛知公演👬
AICHI NEXT:Performing Arts Project
日時・会場
公演期間:2026年12月5日(土)〜12月6日(日)
会場:愛知県芸術劇場 小ホール
所在地:名古屋市東区東桜一丁目13番2号
アクセス:◆地下鉄東山線または名城線「栄」駅下車、徒歩3分(オアシス21から地下連絡通路または2F連絡橋経由)◆名古屋鉄道瀬戸線「栄町」駅下車、徒歩2分(オアシス21から地下連絡通路または2F連絡橋経由)
8月末に詳細公開予定
出演者

古野陽大
Furuno Akihiro
京都府出身。高校在学中より演劇活動を始め、2015年から2022年の解散まで劇団子供鉅人に所属。
近年の主な出演作に、ピンク・リバティ『とりわけ眺めの悪い部屋』(作・演出:山西竜矢)、『富美男と夕莉子』(脚本・演出:末満健一)、安住の地『凪げ、いきのこりら』(作・演出:岡本昌也/私道かぴ)、『讃田彦尊』(作・演出:南野詩恵)など。

鳥島明
Torishima Akira
東京都出身。大学在学中にはえぎわに入団。以降、はえぎわを中心にKAKUTA、鳥公園、中野坂上デーモンズ、東京にこにこちゃん、スヌーヌーなどの舞台作品のほか、映画やCMにも出演。近年の主な出演作に、はえぎわ『幸子というんだほんとはね』(作・演出:ノゾエ征爾)、オイスターズ『お頼み』(作・演出:平塚直隆)、スヌーヌー『海まで百年』『月の入り江』(作・演出:笠木泉)など。
web:はえぎわ

上村聡
Kamimura Satoshi
1977年神奈川県出身。「遊園地再生事業団」メンバー。
高校卒業後、中国・北京へ留学し、語学と中国武術を学ぶ。2005年より宮沢章夫主宰「遊園地再生事業団」に参加し、『トーキョー/不在/ハムレット』以降、同団体の作品に出演。「遊園地再生事業団ラボ」ではドイツ戯曲の演出も手がける。
同年、脚本家・鈴木謙一、俳優・鈴木将一朗と演劇ユニット「ラストソングス」を結成。2021年には「かみむら文庫」を始動し、「小説を“上演”する」をコンセプトに一人芝居を中心とした創作・発表を続けている。
出演作は、劇壇ガルバ、スヌーヌー、ミクニヤナイハラプロジェクト、東京タンバリン、はえぎわ、ジエン社、劇団あはひ、ほろびて、劇団印象、NODA・MAPなど、多岐にわたる。
X:@KMMR77
Instagram:@kamimurasatoshi0516
note:かみむら文庫撮影:明田川志保

尾﨑 宇内
Ozaki Udai
円・演劇研究所を修了後、tptなどで研鑽を積む。劇団桟敷童子、てがみ座を経て、現在は青年団に所属。
これまでにKAKUTA、燐光群、庭劇団ペニノ、あやめ十八番、やしゃごなど、劇団の枠を超えて多彩な作品に出演。繊細な会話劇から力強い身体性を求められる作品まで幅広く活動している。
主な出演作品に、青年団『S高原から』(作・演出:平田オリザ)、北九州芸術劇場プロデュース『彼の地』(作・演出:桑原裕子)、映画『日本のいちばん長い日』(監督:原田眞人/石原貞吉役)など。
web:ロンド

稲川悟史
Inagawa Satoshi
1995年愛知県生まれ。京都造形芸術大学映画学科への入学をきっかけに俳優活動を始める。
これまでに劇団子供鉅人、ピンク・リバティ、ロロ、青年団などの演劇作品に出演するほか、ドラマ、CM、MVなど映像作品にも多数出演。
俳優として活動する一方で、演劇公演の記録撮影・映像編集も手がけるなど、舞台芸術を多角的に支えている。
ドラえもんについての知識が豊富。
翻訳

岡室美奈子
Okamuro Minako
早稲田大学教授。文学博士。早稲田大学演劇博物館・前館長。ベケット研究、現代演劇研究、テレビドラマ研究を専門とする。日本演劇学会、デジタルアーカイブ学会、一般社団法人EPAD、放送番組センター理事。文化審議会文化経済部会委員。
著書に『テレビドラマは時代を映す』(ハヤカワ新書)、共編著に『サミュエル・ベケット!――これからの批評』(水声社)、『ベケット大全』(白水社)など、共訳書に『新訳ベケット戯曲全集』、『ベケット伝』(白水社)などがある。
イラスト

パピヨン本田
Papiyon honda
1995年生まれの作家。2021年5月からX(当時のTwitter)に美術にまつわる漫画をアップしはじめ、またたく間に人気を得る。美術史やアーティスト、展覧会、ギャラリーなど、美術業界の様々な題材で漫画制作をするほか、近年では企業タイアップや各媒体での執筆など活躍は多岐にわたる。また、美術作家として別名義で創作活動をしている。
主な著書に『常識やぶりの天才たちが作った美術道』(KADOKAWA)、『美術のトラちゃん』(イースト・プレス)がある。また、ウェブメディア『CINRA』で「美術のトラちゃん」連載中のほか、集英社のウェブメディア『UOMO』にて「コンセプチャル・ガール」を連載している。





Mail|ressenchka@gmail.com
2019 ©︎ Ressenchka



















